hiraten/ 1月 12, 2018/ 4. 国連英検特A級(1次)/ 0 comments

挑戦し続ける大切さ


これまで色々と成功の秘訣とか言って偉そうなことを書いてきましたが、かつては私も国連英検特A級1次の不合格通知をもらいました。

当時の私は英検1級合格後、特に取得する予定の資格もなく、何となくTIMEを読んだり、BBCを聞いたりして英語に触れる生活を続けていました。そんな中仕事の関係で国連の専門機関に関連する案件が多い部署に配属になり、国連の存在を意識するようになり、そこであるときふと思い立って受験してみました。

受験するにあたり、過去問を2回分くらいやり、挑みました。当時のモチベーションは(結局不合格だったのでお恥ずかしいですが)合格できるものだと過信していました。特にアウトプット(エッセイ)には自信があったので、そこで稼げば何とかなると。

そして受験してまあ悪くない出来で結果を待っていました。約一か月後家に届いたのは、薄い封筒一枚。噂によれば合格の時は(二次試験の案内用紙が入っている分)少し厚い封筒で、不合格の時は薄い封筒とのこと。

恐る恐る中を開けると「不合格」の文字が見えます。。点数を確認すると、あと一点足りませんでした。

(ちなみに合格していれば、成績表とは別にもう一枚「2次試験通知書」が同封されます。面接の日時や受験会場へのアクセスが記載されており、二次試験の受験票の代わりになります。封筒を開けた瞬間に書類の枚数で合否が分かってしまうというのも、国連英検特A級の特徴。英検やTOEICとは異なり、事前にオンラインで結果確認はできません。)

当時は、合格して国連英検特A級の資格保持者になることを最優先事項として目標を立てていたので、悔やんでも悔やみきれないその一点に泣きました。ただ今となってはその時合格しなくて良かったとも思っています。強がりは抜きにして、当時の語彙力や文法力のまま英語上級者を語っていたら本当に恥ずかしい思いをしたかもしれないと想像すると、あの時の不合格は、特に語彙力の向上においてとても良い学習の機会を与えてくれたと思っています。

不合格というのは精神的なダメージを伴うものです。自分の中で築いてきた勉強法、自信や常識が否定されるということ、また国連英検は年に2回しかないので「チャンスを逃した」という後悔の念のダブルパンチで、私は良い歳こいて結構引きずりました。ですが、もし仮に不合格の烙印を押されたとしても、それは今の自分の英語力(すでに英検1級に合格している方の場合は、特に語彙力と文法力)がまだ上級者レベルに達していないというありがたいご指摘。もう一度自分を奮い立たせ、次の試験に向け約半年間強度の高い努力を実践するのです。

特に他の英語の資格において既に上級者として位置される皆様にとって、こんな機会はなかなかないでしょう。

 

まとめ


これまで国連英検特A級1次試験についてたくさん記事を書いてきました。簡単に振り返ると、「語彙力」、「文法力」、「国連知識」の3本の軸を、英検1級合格後に新たに学習するというものでした。そして、学習期間については特に設けず、急いで合格することを優先せず、合格は目指すもののゆっくり学習を続けることが肝要であるというところでした。

(これまでご紹介した学習を実践した結果、決して優秀な成績とは言えませんが、比較的余裕をもって合格できる実力がつきました。)

ところで、英語中・上級者の方が「国連英検は英語力を直接的にはかる試験ではなく、国連知識を問う試験である」という声をよく耳にします。「英語力を伸ばすという観点のみにおいて、本当にこの試験を受ける必要があるのか」と受験を決めかねている学習者の方も多いと思います。そこで今回は国連英検特A級一次の総括ということで、私がこの試験を合格した前と後で英語力がどのように変化したかについて少し書きたいと思います。

まず、語彙力。

これは確実に伸びました。ここで学習した約15000語レベルの英単語(英検1級の語彙問題をほぼ全問正解)でTIMEを読むと内容の理解はほとんど完璧に楽しめるレベルに到達します。(それでも記事によっては分からない単語が少しありますが、少なくとも前後の文章から推測できるレベルに達します。)

次に、文法力。

ここで学んだ上級英文法は、TIMEによく見られる凝った文構造であっても理解することができるので、内容把握をさらに容易にします。もっとも他の文法書でもそれらを完璧にすれば同程度の文法力が得られるかもしれませんが、試験でそのレベルが求められることによって、学習意欲が湧くというものです。(少なくとも私の場合はそうです。。)

最後に、英語の背景知識。

英語での記事ニュースを理解する際に必要な背景知識を国連について学ぶことを通して習得できました。これにより、海外のニュースへの理解度が格段に向上しました。

(こちらでもご紹介)

https://eigoblog1019.com/2017/12/22/51-%e5%9b%bd%e9%80%a3%e8%8b%b1%e6%a4%9c%e7%89%b9a1%e6%ac%a1-6%e3%80%80%e5%9b%bd%e9%80%a3%e7%9f%a5%e8%ad%983%e3%80%8c%e5%9b%bd%e9%80%a3%e7%9f%a5%e8%ad%98%e7%bf%92%e5%be%97%e3%81%ae%e6%84%8f%e7%be%a9/

上記より、「英語力」は確実に飛躍したと感じています。その成長具合は、TOEIC900レベルの人が英検1級1次に合格するレベルに達する程のものだと感じております。当初私も国連英検特A級の受験前は、国内最難関の英語試験は英検1級だと思っていましたし、プロ翻訳家等の英語エキスパート級の方でも保有資格は英検1級のみだったりするのも事実です。しかし、決して国連英検の回し者ではありませんが、英語力をone step上に持っていきたいのであれば、間違いなく、「英検1級合格の次は国連英検特A級を目指すべき」と言えます。

資格としてはマイナーな方に分類されるので、英検1級と比較すると凄味という点では少し薄いかもしれません。しかし合格後はきっと皆様も同じ様に英語力の向上を感じて頂けると思いますので、ぜひ根気よくトライしてみてください。それでは読者の皆様が無事1次試験を合格することを祈っております。

 


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