hiraten/ 11月 15, 2017/ 3. 英検1級(2次)

まず英検1級1次試験に無事合格された皆様、本当におめでとうございます。

今回からこのブログで最初となるスピーキング対策に取り掛かります。さて英検一級の面接試験の難易度についてですが、どうでしょうか。全体的には、日常会話ができればさほど難しくないと思っています。トピックの内容は社会性の高いものとなっていますが、英検一級ではトピックがだいたい限られているのと、スピーチの準備時間が一分間与えられるという点では、TOEIC SWやTOEFLの方が難しいと感じる方もいるかもしれません。

ただ、すでに留学経験があったり帰国子女で確かなスピーキング力をお持ちの方でなければ、最初の二分間のスピーチには少し準備が必要です。

では、まず英検1級2次試験がどのようなものか知りましょう。

試験官2名(ネイティブスピーカー1名、英語が堪能な日本人1名)及びタイムキーパー1名の合計3名が受験会場(大学の教室や狭い会議室など)で待機しており、受験者は会場到着順で呼ばれ、順にその会場に入って面接をしていきます。面接試験は以下の様に構成されています。

1. 入室し、自己紹介と簡単な日常会話をします。これはice breakと言われ、こちらの緊張を解き、試験に入りやすくするものです。

2. ここからスピーチ問題に入ります。様々な分野にわたる質問が5つ用意されたカードが手渡されますので、1分間でその中から好きなトピックを1つ選び、頭の中で回答を準備します。

3. 1分間が経過すると試験官が合図しますので、2分間以内で自分の意見に理由や具体例を加えながら説明します。

4. 2分間が経過すると試験官が終わりの合図を出してくれますので、回答が終わっていなければ適当に切り上げます。

5. ここから質疑応答です。自分が述べた意見や情報について、それぞれの試験官が掘り下げた質問をしてきますので、英語で回答します。

6. お別れのあいさつをして、退席・終了です。

 

まずは実力チェック


それでは恒例、まず自分がどの程度できるか実力をチェックしてみましょう。使う教材はこれが便利です。

予想問題が掲載されてあるだけでなく、全体的な試験の流れが書いてありますので、上級者であっても、英検1級2次初受験という方にはおすすめです。CD+DVD付きで面接のシュミレーションもできます。さらに14日間で完成というのも、一次試験の合格発表から二次試験までの時間がほとんどない英検1級においてはおすすめポイントの一つです。

それでは本番さながら、時間を計りながらスピーチ問題に挑戦してみて下さい。

 

難しいと感じる原因の整理


実力診断や過去問をやってみて、私の経験上、多くの方は大きな不安を抱えられたのではないかと予想します。また一般的によく耳にするのが、「英検1級の面接は地獄」等、世間一般では「その難しさは半端でない。」と評価されている様子。(私自身、特に英語に興味がなかった中学生の頃からこんな噂を鵜呑みにしていました。)

ではこの試験を難しく感じさせている根本的原因は何なのか?

 

1. トピックに対して自分の英語のストックがない

トピックが多岐にわたり難解。これまで時事問題等を英語で考えたことがなければ、ノーアイデアで即座に答えることはほぼ無理。実用できる英単語が欠落している可能性もあり。

 

2. 準備時間が短い

英語で物事を考えることができなければ、回答を準備する時間が足りなくなる。トピック選定も含めての準備時間1分間というのは、長い様で短い。いちいち頭の中で日本語を英語に直していては追いつかない。

 

3. 解答時間が長い

日常で2分間も理由や具体例を交えながら、自分の意見を述べる機会はレア。慣れていないと、日本語でも難しいもの。意見と一つ理由を述べて数十秒で終わってしまうかも。

 

4. 日常会話程度の英語ができることが前提となっている

スピーキング初心者に言えること。これまで英語で話す機会がなく、机上のみでインプットのみの英語を学習してきた方は、英文を頭で構築できず、何もしゃべれずに終わる可能性大。これは後の質疑応答問題においても重要。

 

5. 英語をしゃべる態度が整っていない

そもそも人前で英語をしゃべることに慣れていないと、いざ自分の意見を言おうとしたとき、戸惑ってしまう可能性あり。また恥ずかしい等と感じている方は、まず英語をしゃべるということに対する態度を矯正する必要があり。

 

色々と厳しいことを書きましたが何も心配することはありません。私も最初に受けた二次試験では、ひたすら「沈黙」でしたから( ´∀`)本番での失敗談は後日また掘り下げるとして、今回ははこのあたりで。次回から上記5つの根本的問題に対して、対策をしていきます。