hiraten/ 10月 19, 2017/ 2. 英検1級(1次)

TIMEの定期購読


「TIME」です。これだけで十分です。

すでに読んだことがある方もいるかと思いますが、これが非常に有効です。

理由は三つあります。

まず、精読、つまり文章の細かい部分まで理解する力を向上させることができます。この能力がなければ、TIMEは意味が分からず楽しめないため、理解しようと必死に英文を読み込む。このプロセスこそ精読力を向上させるのに不可欠です。
英検1級の穴埋めや読解問題を解いて、選択肢を絞り込めなかった理由は、難しい文章を早く正確に読む力がないから。仮に選択肢四つを二つに絞り込めたとしても、それでは不十分なのです。

次に英検一級単語が当たり前のように使われており、前回書いた「実践英語と単語帳の行き来」が可能になります。さらに、ここで自然と覚えた英語表現、データ、及び背景情報は、後のライティングや面接試験の時にそのまま使うことができます。

最後に、ここでも「度胸」がつきます。TOEIC900の時にも少し触れましたが、リラックスしてテストに挑めれば、無駄な思考がなくなり、集中して効率的に問題を解くことができます。実際に英語で情報を仕入れる習慣がつくことで、本番で多少アカデミックが内容の問題が出ても面喰いません。

英検1級を取得できればTIMEを楽しんで読めるレベルになるというのは事実ですが、TIMEの内容は英検1級の読解問題よりも難しいです。

なお、TIMEは一冊ごと購入するよりも、年契約等の定期購読をするのが圧倒的に価格がリーズナブル(価格が半分以下になる)なのでおすすめします。(すぐに1次試験に受かってしまったとしても、後々使い道がたくさんありますので心配ありません。)

 

三つの約束事


TIMEを読み進めていく際に以下3つのことに注意してみてください。

 

1.英語の語順のまま読む

特に時間を気にして読む必要はありませんが、TOEIC900の時と同様、英語の語順のまま左から右へ読んでください。内容がTOEICよりも難しいので、語順のまま読むのにも戸惑うかと思います。しかし、内容を楽しもうとこの作業を続けていると、自然と難しい内容の文章でも頭から正確に読めるようになるのです。実際、世界で幅広く読まれているだけあって、内容は経済から文化まで多岐にわたり、非常に興味深いものが多いです。

 

2.知らない単語との向き合い方

読み進める中で、多くの未知の単語に遭遇するかと思います。本来であれば、全部調べて暗記するというのが理想なのでしょうが、TOEIC900レベルの日本人がこれをやろうと思うとかなり非効率的です。モチベーションを落とさないことが重要ですので、どうしても知りたい単語、見たことがある単語、何度も多用されていて重要そうな単語という観点で、記事の中のわからない単語にアンダーラインをしてください。それで一冊読み終わった後にまとめてノートに書き写し、意味を調べます。あまりに膨大になると復習にも時間がかかりますので、一冊のTIMEで調べる単語の量は大学ノート半ページ分くらいが理想でしょう。

また最近ではアルクの英辞郎プロ(月300円程度)やweblioにも検索単語の保存ができるのでそちらの活用も検討してみてください。(私は英検一級取得後に英辞郎プロの存在を知りましたが、検索した単語がアルファベット順に並べ替えられるので、かなり便利でお勧めです。)

一度に単語を調べすぎて挫折しそうになった筆者のノート

 

3.読む量

読む量についてですが、定期期購読すれば大体毎週一冊届きます。一週間に一冊全部読むのには非常に時間がかかりますので、最初の目標は全体の半分、もしくは、最低三分の一くらいとしておきましょう。読むのが嫌になることだけは避けなければならないので、毎週届くのが楽しみになる範囲の量に制限しておきましょう。

 

私の場合は毎日読んで約2ヶ月くらいたった頃でしょうか。当たり前の様にTIMEの記事を楽しんでいることに気付きました。そして試しに英検1級の穴埋め読解の過去問を解いてみると、ここで初めて7割を超える正答率が出たのです。TIMEの購読は英検1級1次に合格するまで毎日行う必要がありますが、意外と早い段階でその効果に気づくことになると思われます。