hirateNN/ 11月 5, 2018/ 番外編「早期英語教育」/ 0 comments

テスト前日、以下の裏技手順に沿って書いた息子渾身の一作

今回は、小学校低学年のお子さんにとって最難関となるであろう「英作文」の学習方法について書きます。英検準2級では、50~60単語を目安とし作文することが要求され、他の読解問題との関係からも大よそ20分以内に書き上げることが理想となります。

 

テンプレートの暗記


これは一日で覚えられるほど簡単なものですが、とても実用的です。我が家では「英検準二級をわかりやすく」に記載があった文章をそのままテンプレートとすることとしました。テンプレートはシンプルなもので十分です。

[イントロ] I think ~~~. I have two reasons.

[ボディ] First, ~~~.

[ボディ] Second, ~~~.

[結論] For these reasons, I think ~~~. (イントロの繰り返し)

 

質問に対して全て”YES” (肯定)で答えると決めておく


英検準2級の英作文のトピックを一通り見ましたが、明らかに”NO”(否定)の方が答えやすいというものは確認できませんでした。例えば、「学校で人をいじめることは良いことですか?」と聞かれれば、当然”NO”と答えなければなりませんが、このような問いは見受けられず、たいてい”YES”、”NO”どちらを選択しても答えられるものでした。

文章で何かを「否定」する理由を書くことは、簡単ではありません。特に語彙力の少ない且つ人生経験の少ない子供が、正当に物事を「否定する」ということ自体、高度な思考を要します。そのため全ての質問に対し、「予め答えは全て”YES”と設定しておき、本番ではその理由を2つがんばって考える」という作戦にしました。

なお、ごく稀に「AとBどちらがベターか?」「〜しなくなると思うか?」等、変化球的お題が出ますので、その際は割り切って「書きやすい方を選ぶ」様に事前のアドバイスが必要になります。

※先日の2018年第2回本番のトピック:「一人で学習するのとグループで学習するのはどちらがベターか?」

 

難しいトピックでもがんばって書く


小さいお子さんにとっては、トピック自体が難しく、解答のアイデア自体がない場合があります。例えば、”Early English education should be made for children?”と言われても、日本語でもまともな理由が出てこない可能性が高いです。そういう場合でも、「がんばって考えて書いてみる」精神を鍛えましょう。本番で仮に適切な答えになっていなくても、テンプレートを上手く使い、少なくとも意見表明さえしていれば、多少得点を貰える可能性がありますので決して諦めずに。

この問題を完璧に解消するためには、経験のみ。年を重ねれば回答できるようになる一方、(英作文でなく口頭でも良いので)たくさんのトピックに出会っておき解いておけば、自分の意見をまとめておくことが出来て、良い準備になるでしょう。

以上が、一般的な事項です。

 

特別な採点アップは見込めないが、それなりの点数はもらえるテンプレート


さてここからは成功法とは言えませんが、一例として紹介しておきます。

我が家の場合、今回の本番を受験するにあたり、他の分野に時間をたくさん割いたためとにかく時間がありませんでした。そして息子の英語の表現力はやはりまだ合格点には達せない域ということは明白でした。

英作文で、他の受験者と点数が開いてくるのは、2つの理由「ボディ」のところです。イントロと結論は、ほとんどテンプレートとトピックがそのまま来るので、理由を工夫しなければなりませんが、これを表現する能力がまだ足りていないのです。

そのため、せっかく本番を受験するにも関わらず、「息子が本番で何も書けずに英作文が0点」という状態が発生することが最大の懸念事項でした。それなりの(少なくとも満点の40%以上の得点をもらえる)英文を安定して書かせるためにはどうしたら良いか?

そこである作戦を立てました。(テスト2週間前)

上述の通り、”YES”(肯定)だけに的を絞れば、予め使う構文のパターンを準備しておくことができます。英作文は難しいと言っても、テンプレートを覚えておけばそのまま使えるので簡単です。

✓ It allows 人・モノ to do ~(~できるようになる)

✓ It provides 人・モノ with more opportunities to do ~(~するチャンスが増える)

✓ It makes it easier for 人・モノ to do ~(~するのが簡単になる)

かっこよさと使いやすさを考慮し、3つを教え込みました。これは英検1級エッセイでよく見られる「無生物主語を使ったテンプレート」です。主語は全てサポートしたい意見を”It”と予め決めておくことで、本番中の迷いが無くなります。

(英検1級の過去記事はこちら)

http://eigoblog1019.com/2017/10/27/17-%e8%8b%b1%e6%a4%9c1%e7%b4%9a1%e6%ac%a1-10-%e8%8b%b1%e4%bd%9c%e6%96%87%e3%81%ae%e6%94%bb%e7%95%a5%e6%b3%95-3-%e3%80%8c%e3%83%88%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%b3/

 

できれば構文に「オカズ」を付け足す


おそらく上記の構文を使い結論まで書くと、規定の字数50~60単語は満たします。しかし、これだけだと定型的な表現が多くを占めるため、説得力や表現の多様さに欠け、合格点はもらえないでしょう。ここから得点アップを目指す場合は、具体的な情報を付け加える必要があります。小学校低学年でも使えそうで、且つ、実用的な「つなぎ」の言葉を教えました。

✓ For example,(例えば、) ← 一番無難です。

✓ so that 人 can(そうすれば~できる)

✓ by doing ~(~することによって)

✓ with ~ such as ・・・(・・・のような~があれば、あることによって)

具体性が増すことで説得力もupします。

口頭や作文での練習の際にはこのような説明に具体性を持たす情報を含めると良いでしょう。ただし使い方を間違えると減点対象となるので、本番では「余力があれば実践する」という整理でOKです。

 

本番での得点は56%


“Which is better, studying alone or in groups?”

本番での息子の回答


I think studying in groups is better. I have two reasons.

First, it allows me to make friends by speaking together.

Second, it provides me with more opportunities to learn together so that we can enjoy studying.

For these reasons, I think studying in groups is better.


 

得点は16点満点中9点で、56%

個人的には「よく書けた!」と褒めてあげたいくらいの出来ですが、結果はそう甘くはなく。表現力が乏しいのは明らかです。

小さいお子さんの場合、英作文の理由を何も書けないということさえあるかもしれません。どうしても英作文が書けない場合の裏技として、参考までに掲載しておきます。

 


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