hirateNN/ 9月 18, 2018/ 番外編「早期英語教育」/ 0 comments

洋書ライフのスタート


なんとなく準2級の英文法にどんなものがあるのかを理解し、なんとなく訳せる様になったので。言い換えると、なんとなく英語の文法をだいたい全部分かるようになったので。

ついに念願の洋書の多読に入ります!

ここまでの道のりは長く、英語を読むことが要求される英検5級の学習を始めてから丸1年。「ようやくここまで来たか」と親として軽く感動しました。多読実施の手順は以下。

1. 適切な難易度の(今の英語レベルで楽に読めそうな)洋書を探す

2. 一日に読むページ数を決める (我が家では黙読10分くらいで読める量にしています。慣れてくれば子供の希望に合わせ増やす予定。)

3. 黙読し意味を取る (黙読中分からない単語には下線をひくこと。意味は親が口頭で一度だけ教えること。黙読し終わったら、文中で遭遇する関係代名詞や分子構文等、文法的に理解しているかをいくつか質問し答えさせること。これにより、文法を実用レベルで定着させることができる。)

4. 次に大きな声で音読する (親に聞かせる様に感情をこめて読むこと。暗記できれば暗記を目指し、最低3回音読すること。)

 

初めての洋書


本当は英検4級レベルのときに、妖怪ウォッチの英語版買ってあげたので本当は初めてではないのですが、その時は全く持って読めず、本としての機能を果たしていなかったので、今回が初めての洋書ということで、多読生活をスタートしました。

まず適当な洋書を探しました。最初は英検3級レベルで簡単に読めそうなものをチョイス。

この本は、挿絵もかわいく、内容も子供向け。よく図書館に和訳版が置いてあり、小学校低学年の子が読んでいます。更に、CD版もあり、音声も聞けるというすばらしい構成。(可能であれば、上記4.のステップのあとに、5.として「CDを流しシャドーイング」を入れると、リスニング力もぐんと伸びるでしょう。全部読み終わって何周も繰り返し音読して内容を頭に入れた後に、まとめてリスニングでも良いでしょう。要は、「音と文字の一致」の練習もここでできれば、リスニング力も上がるというだけです。)

 

次にこれを選びました。

これはたまたま青山で開催されていた原画会に参加したこともある、馴染みのある一冊。洋書選びの大事なポイントは、「子供が興味を持って読めるもの」です。

 

そしてチャレンジ編としてグリム童話シリーズ。

難易度は中学校レベルと称されていますが、実際は英検準2級に匹敵するか、難しいものは2級レベル相当かと。しかし、難易度の高い単語の意味が全て掲載されているので、調べながら読むと案外理解できるでしょう。

 

洋書多読学習のポイント①「 英語の資格試験とリンクさせる」


洋書を読むだけでも読解スピードが上がるので、十分学習の意義がありますが、新しい文法や単語を学ぶためには、英検等の英語資格で出題されるものに従うと、効率よく学習できます。洋書を読む前にこれらを一通り学習しておけば、その後洋書を読む際に何度も英文中で出会うことで、より強固な記憶になります。

例えば、我が家では英検取得を目標にしています。そのため手順は以下の様にしています。

1. (親子)「英検~級をわかりやく」を一通り一緒に解き、重要項目を教える

2. (子)洋書を読む(黙読+音読:1日5ページ)

3. (親)洋書の中で上記1. で登場した文法・単語をマークする

4. (子)マークされた箇所を文法的に説明する、単語の意味を答える

 

洋書多読学習のポイント② 「レベルに合った洋書を選ぶ」


洋書の多読は子供が楽しめる、つまり読めることが前提です。あまり先を急いでレベルの高いものを選んでしまうと、子供が読んでも理解できず、モチベーションが低下する可能性があります。そのため、洋書を選ぶポイントとして「少し簡単なもの」を選ぶようにしましょう。我が家では、息子は英検3級を合格していますが、まずは中学校レベルと称されるのものを読み進めていきます。

とは言っても、少しレベルの高い文法や単語も含まれているので、簡単なものを買ったからと言って新しいことが学習できないということはなく。大体理解できるが、時折少しレベルの高い文法に出会うことができるといった具合で、とてもちょうど良いです。

「ヘンゼルとグレーテル」中学生レベル(英検3級レベル)と分類されているものの仮定法大過去や分子構文は普通に登場します。

 

洋書のすばらしさ


ようやく洋書多読のステージに到達できたことによりその手軽さから、毎日というわけにはいきませんが、息子の日常の中に洋書を読むという習慣が少しづつ根付き始めました。

ペーパーバッグはとにかく良いです。読んでいて楽しいので毎日コツコツの英語勉強ができる上に、軽くて小さいので、電車で出かける際にも鞄に忍ばせ、移動中に読めるので手軽です。移動中は子供もやることがそれしかないので結構集中して読みます。そして本屋では洋書フェアなんてのを開催しているので、たまに洋書を一緒に探しに行くのですが、英語の本しかない本屋は、子供にとって「英語だけの世界に属している」という、ちょっとした自信を与えてくれるようで、英語学習のモチベーション向上にもつながります。

長文読解力・文法力・語彙力、はたまたリスニング力までUPできる洋書多読。これは英検1級もその先の国連英検特A級の際も行う学習方法です。机上のお勉強とはおさらばできるので、英語学習が一気に身近で手軽になります。これまでの学習はすべてこれにつなげるための前準備の様なものなので、3級を合格したばかりの方も、もちろん可能であればですが、準2級の文法までやって洋書を読むとスムーズな導入となるでしょう。

余談ですが、英検1級・国連英検特A級の頻出単語に”Serendipity”というものがあります。(正確な日本語訳がないそうです。)洋書多読はそのストーリーを楽しむことが第一の目的である一方、最近学びたての文法や単語の発見により、学習効果を高めます。ぜひ”Serendipity”を意識し、洋書学習を行いましょう。英検一級や国連英検特A級を超えて、生涯に渡り英語学習の大きな手助けとなるはずです。

Serendipity:(仮訳)別のものを探している時に、偶然素晴らしいものや幸運を発見すること

 

 


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