hirateNN/ 2月 2, 2018/ 6. TOEIC990/ 0 comments

この章の肝となる部分を私の体験を踏まえ解説します。

まずTOEIC高得点者ながら990満点を取得できていない方、「TOEIC990満点という無意味な目標を達成するために、毎回6000円程度支払い、満点を取れないたびに落胆し、満点の無意味さを全力で探すものの、「満点」というその美しい響きが欲しくてまた6000円支払う」という、どうしようもない非生産的なサイクルにはまっておられますこと、その辛いお気持ちをお察しします。

私も以前まさにそれでしたので。。

さて私の場合、リスニングはたいてい満点495(調子が悪いとたまに490)なので、リーディングをいかに攻略するかがポイントで、この負のサイクルを脱却した方法は二つでした。

(リスニングはコンスタントに満点を取れる実力があることが前提)

これらは、もはや英語力の問題ではなく、いかにTOEICの問題を扱えるかということが焦点になります。実際にこれらの事を実行する前の私は4,5回TOEICを受検しましたが、常に970付近にいました。

(何度受けても970付近をふらふら)

私自身、国連英検の勉強をして英語力自体が上がった後に、TOEIC990を取得しましたので、国連英検の勉強が得点向上の一因かもしれませんが、「簡単な英語をいかに早く読めるか」がカギとなるTOEICにおいて、さほど効果はなかったと感じています。(もちろん、国連英検特A級に合格した時点で、英語力に関してはTOEIC990レベルより数段上にいるのですが)

 

難問認定


まず一つ目の攻略方法は、テスト中に難問を見極められる様になることです。

TOEICには所謂難問と言われる、文章中に答えが書いてないことを問われる問題が2,3問含まれています。(答えがないのですよw 一番近いと思われる(想像される)選択肢を選ばせる問題があることにまず驚きました。)その問題に当たるまで一定のペースで、「問題読む→答え発見→マークする」の流れでやっていくのですが、

「この答え書いてないよ(・・?」という問題にぶち当たるときがあります。

満点を目指すあまり「全問正解せねばっ!」と意気込んでいると、この問題に途中で、例えば180問目あたりで、ぶち当たると不要に時間を割いてしまい、最後の方の問題の回答が疎かになる、最悪のシナリオは時間が足りなくなる、です。「この答え書いてないよ(・・?」となったら、その問題を「難問」と判断し、飛ばして(正解と思われるものをとりあえずマークして)次に進みます。

ただし、全問解き終わってから最後にもう一度ゆっくり考える必要があるので、その分時間を2,3分当てられる様、その他の部分はスピード感を持って解き終わりましょう。

次にその難問をどのように解くかですが、以下が私の手順です。

1. 消去法で明らかに検討はずれな選択肢を消す。

2. 残った選択肢のうち、物語ややりとりのストーリー全体を頭に描き、その流れを壊さない一番自然と思われる選択肢を選ぶ。

3. 上記1.で消した選択肢は本当に文章中に書かれていないか(ありえないか)を再度確認する。

難問認定までできるようになったら、本番でリーディングのペースが乱れることがなくなります。そしてその時点で満点まであと一息のところまで来ています。難問は最後の最後までじっくり考えることを要求するので、予想外に時間がかかります。「難問認定しながら、それ以外の問題はサクサク解く」を心がければ、必ずリーディングで満点を取れるようになります。

これがいかに重要か。英語上級者であるにも関わらず最後までリーディングが解き終わらなかった方は、胸に手を当てて考えると納得できると思います。

リーディング満点の絶対条件は、「どんなに難しい(答えを見つけにくい)問題が含まれていようが、決して回答ペースを乱されないこと。」

 

問題用紙に心の中でマーク


二つ目のテクニックです。

試験時に配られる資料に「問題用紙は汚さずに」という旨の注意書きがあるので明らかなマークは反則と認定されるかもしれません。

しかし実際、TOEICのリーディングは情報量が多く、鍵となる単語や文章がちりばめられています。最初に長文を読んで怪しそうな(後に問われそうな)ものに気づいていながら、それらに印がないと、質問を読んでもう一度長文を見たときに、そのキーポイント(単語や短い文章)に瞬時に戻ってこれない可能性が大いにあります。なんせ頭の中で大量に情報処理していますので、一つ二つキーポイントを忘れてしまうのは当然ですが、私の場合、これこそがリーディング問題のミスにつながっていた様です。

この問題解消の手順はいたってシンプルで、一番初めに長文を読んだときに、これは聞かれるだろうと思われるキーポイントを心の中で暗唱し記憶に留めます。実際に印はつきませんが、意識的に印象付けて読んでおくことで、比較的簡単にその文章に戻ってくることができます。

これは、回答スピードだけでなく、回答精度の向上にも寄与します。

 

そもそもなぜ問題用紙にマークすることが禁止されているのか?


TOEIC満点取得者の中には、後でぎりぎり気づける程度に問題用紙に(たまたま鉛筆があったかのごとく)軽く印をつける方もいるという話も聞いたことがありますが、上記受験のしおりにあるように「スコアの無効化」「受験資格の剥奪」等厳重な対応が実施される可能性があるので、無駄なリスクは取らない方が賢明でしょう。(そもそも「何か反則をしている」という気持ちはテストの集中力を阻害します)

そのような方の心理はおそらく、「仮に問題用紙を汚したのでテスト規定に抵触するとして採点されない場合が今後あったとしても、TOEIC990満点の取得は、資格に箔をつけることなので、人生で一度だけ取れれば良い(一部のTOEICerを除く)」といったところでしょうか。「TOEICからの指摘を恐れず、問題用紙に必要最小限にマークし回答精度を高める方が得策」と考えているのかもしれません。

正直なところ、その言い分も分からないこともないのですが。

というのも、少なくとも英検や国連英検等他の試験では、問題用紙にマークすることは認められており、一般にビジネスでも文書を読む際はマークするのは常識です。TOEICは、試験中の物音に対する受験者からのクレームを、「実際の職場環境でも物音は起こりうる(そのため、ビジネスにおける英語力とはそれらによって阻害されるものであってはいけない)」というロジックでクレーム対応をしています。そうであれば、一般のビジネスでも契約書や仕様書の確認の際にはコピーにマーキングすることは一般の職場で十分ありえる事実を考慮すると、問題用紙のマークは認められるべきではないかと。(どうしてもマークされるのを防止したいならTOEIC側が動いてPCベースのテストに切り替えるべきとさえ思ってしまいます)

ただ現時点では、テスト主催者側のTOEICが正式に禁止をしているのでやめておきましょう。

 

以上、二つの大事なテストスマートになる方法を紹介しました。皆様の「あと一息を押し上げるアドバイス」となることを願います。

 

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