hirateNN/ 12月 20, 2017/ 4. 国連英検特A級1次/ 0 comments

国連知識問題


これまで英語の学習をしてきて、この手の英語に直結しない知識を勉強しなければいけないというのが、この試験最大の特徴でもあります。

(国連を支える様々な機関)

100点満点のうちの10点分をこの知識問題が占め、英語力がいくら高くても、知らなければ解けない問題となっています。10/100点をどう捉えるかですが、普通に考えて配分がでかいと捉えるべきでしょう。2 or 3 / 100点くらいでしたら、捨てるのもアリかと思いますが、他の受験者との競争(つまり合格点)において、点数が10点マイナススタートはでかすぎます。

ですので、まずここで他のパートの得点の足を引っ張らない最低7点以上を取る実力をつけることを目標とします。

この国連知識を学習する参考書についてですが、国連知識問題の全てはここから出ることになっているので、まずこれを覚えて下さい。(言い換えると、ここに書いてあることをすべて暗記すれば10点満点をとることができます。)

書店で見た方は、「分厚っっ。。」との感想を持つかもしれませんがご安心ください。このうち半分は日本語、もう半分は英語で書かれているので、内容としては実質半分です。さらに国連憲章や組織図のコピーが付録として入っているので、思いのほか内容は結構薄いです。

 

効率的な暗記の仕方


まず、上記で紹介した教科書を一字一句全部覚えられる、脳みその柔らかい学生を除き、私を含め(脳の構造が退化した?失礼、変化した)多くの大人にはただただ苦痛です。頭の固くなった私がやってみて実際に効果的だった覚え方を紹介します。

 

1. 教科書の日本語をざっくり読んでどんなことが書かれているのか頭に入れる。(国連の組織のこと、PKOのこと、専門機関のこと等ざっくりと整理する)

2. 過去問の知識問題の解答を覚える。(毎年いくつかの問題は過去問と全く同じものが出る)

3. 覚えた過去問が、教科書のどこに載っているか日本語、英語で確認し、周辺知識を理解する。(多分この時点で5点以上は正解できる。)

4. (ここからは余力があれば)残りの部分を覚えていく。

 

上記4.を薄くでも覚えることができれば、おそらく目標の7点以上は取れますので試してみてください。私の場合は、この方法を使って2~3週間でコンスタントに6,7点を獲得できるようになりました。またその後さらに上記4.も濃くやったことにより、8,9点は得点できる様になりました。

本業(英語力の向上)にもたっぷり力を注ぎたいので、できるだけ省エネでいきましょう。

 

 

国連知識習得の意義


最後に「今後の英語生活における国連知識の意義」について触れたいと思います。

英語中上級者が国連英検を受験しない理由として「国連知識の習得は英語と関係がないから」という言葉をよく見かけます。

しかし本当にそうなのか?

個人的には「国連知識は英語ライフを満喫するために最低限必要な知識である」と思っています。

例えば、これまで英検1級1次試験勉強のときも含め、たくさんのTIMEの記事を読んできました。当時の英語レベルでおそらく記事を完璧に理解できた方は稀だと推察しますが、仮に英語力、例えば記載される全ての英単語の意味及び文構造がわかる状態で、TIMEを読めば、その記事のことが完全に理解できるのかといういうと、答えはNoだと思います。

TIMEの記事のトピックは、主として世界情勢とアメリカの政治が多いです。そして前者の世界情勢の記事を見ると、昨今の不安定な世界情勢のため、その多くはネガティブなものです。ISIS等イスラム過激派のテロを始め、クリミア領地争い、南シナ海領海争い、北朝鮮の問題等、様々なことが”Security”に関連しています。

こういった問題を語る上で欠かせない存在が国連なのです。国個別レベルでの対応がほぼほぼ無理な問題をどう解決に導くのかというと、国個別レベルに加え、各国の協力体制レベルでの話になり、そしてその多くは国連、特に安保理によってリードされます。さらに、各国の協力体制や紛争を語る上で必要なのが、国間の確執です。そのため、少なくとも国連の組織そしてこれまでのどのような紛争が起こり、どんな因縁が各国にあるのかを理解せずして、記事の完璧な理解には到達できません。

このことは、TIMEだけでなくCNNやBBCにおいても同様です。

先に紹介した教科書はこれらのことを薄くですが広く言及しており、我々が国際問題を考える際の背景知識を与えてくれます。

このブログの目標とするところは、英語力が物を言う資格三冠ですが、資格取得後の英語人生で使える知識となりますので、ぜひ国連の仕組みの理解と歴史について勉強する良い機会だと捉えていただければと思います。

皆様のモチベーションにつながりますように。

 


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