さて、今日は失敗談です。それまでTOEIC900、英検1級1次、TOEIC945(L490/R455)を順調に取得してきた私の自信が大きく崩れることとなったのは、英検1級2次試験に初めて挑戦したときのことです。

そしてその内容はとてつもなくふがいないものでした。

まずここまでの資格取得がそれなりに予定通りだったことが逆効果でした。それまで私は自分の発する英語を英語が堪能な方に評価してもらったり、ましてやスコアで示されたりという機会をまったく持っていませんでした。そのため、日常で使う使い慣れた英語を他の日本人が聞いて、「発音が良いね」「英語がしゃべれるなんて羨ましい」等というお世辞を私は鵜呑みにして自信過剰になっていました。私はそれは偏に独学でがんばってきたからだと、自己暗示的に思うようになっていました。

そんな調子で、一次試験合格から二週間ほど過去問をほとんどやることなく本番を望みました。仕事柄ネイティブではありませんが、様々な外国人と接する私は、ネイティブの試験官の英語に対してもさほど驚きもありませんでしたし、英検1級二次試験と言えど、いたって平常心を保っていました。

(今考えたら大した度胸ですが。)

アイスブレイクを楽しんだ後、いよいよトピックを手渡されました。

私「・・・選びたいトピックが一つもないんですが。。。( ´∀`;;;)」

ここで一気に焦りと緊張の波が押し寄せてきます。いったんこうなってしまうと、私の場合読んでも読んでも英文が頭に入ってきません。アイデアも全く出て来ません。

動揺したまま準備時間の1分間終了の合図がなりました。その中で唯一私ができたこと。それはトピックを選ぶということでした。そのトピックの内容はanimal protectionでした。なぜこのトピックを選んだのか。何となく「動物についてが話しやすそうだなー。。。」というだけでした。絶滅危惧種だとかそれを防ぐアイデアとか皆無でした。しかし時間は止まりません。

試験官「さあ始めてください」と、意見を聞く体制がばっちりですと言わんばかりの雰囲気で耳を傾けています。

私 ”I agree with the statement that ~. Because …………”止まりました。。

始めてからまだ2,3秒しか経っていません。

何秒、何十秒と経過しようと無言を貫きます。

試験官が何か救いの手を差し伸べてくれるかなと思い、ちらっと顔を上げて様子を見ると、可哀そうなものを見る目でこちらを見ています。

「だめだ」と思い、何か言おうと踏ん張りましたが、

私 ”well….Aaannnn………..”ここまで約1分間しか経過しておらず、「諦めたら不合格確定」と分かっていましたが、その雰囲気に耐えられなくなって、ギブアップしてしまいましたw

試験官 “I agree it’s a really difficult topic” と言って質疑応答に移ってくださいました。

そのやさしいお言葉に気持ち救われたのか、何とかたどたどしい英語ながらその後の質疑応答問題に答え、約15分間の地獄は終了しました。

試験が終わってから、自分の発信する英語力に対するこれまで勘違いそして過信、またそれが故の準備不足を猛省しました。英検1級は試験対策がほとんど効かない試験という意見は変わりませんが、それは決して試験準備が不要ということではないということです。

結果は当然不合格です。

スピーチで何も言わなかったら質疑応答でいくらがんばっても挽回しようがありません。評価は最低の5段階中の1でした。(それでも6点はもらえる様です)

私の様に「スピーキングはアドリブでなんとかなる」と余裕をかますのは禁物です。一次試験の合格が分かってから2週間ほどしか準備時間がありませんが、本番まで精一杯練習してみて挑んで下さい。仮に不合格になっても、きっとその期間努力して本番に一度挑んだことは、次の免除適用の二次試験での合格率をより高めることにつながるはずです。

(合格の様子はこちらでご紹介)

http://eigoblog1019.com/2017/12/12/44-%e8%8b%b1%e6%a4%9c1%e7%b4%9a2%e6%ac%a1-18-%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81%e3%80%80%ef%bc%8d%e7%89%b9%e8%a8%93%e3%81%ae%e6%88%90%e6%9e%9c%e3%83%bc/

 


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