トピックセンテンス


前回、前々回で、構成とテンプレートを学び、大きな骨組みができたかと思います。今回は、余計な贅肉を剥いで、英作文を洗練する方法について掘り下げていきます。

 

トピックセンテンス構築の思考プロセス

トピックセンテンスを無生物主語でシンプルに言い切ることができれば、引き締まった英文になるだけでなく、読み手がそのパラグラフの全体像をつかみやすくなり、分かりやすい英作文として高い評価を得ることができます。

しかし、先に頭の中でそのパラグラフで言いたいことを一文で言い換える非常に困難です。(英検1級のエッセイは筆記式で鉛筆と消しゴムだけなので、消したり書いたりと大幅な修正ができません)

そのため、まずIntroductionで自分が表明したことをItと主語にしたり、設問で与えられたキーワードを主語にして、以下の動詞をつなげてみて、何か良いアイデアがないか考えるというのが、1つの効率的な英文構築の仕方です。

 

[Positiveな動詞]

✓ Allow ~ to do

✓ Help ~ to do (又はHelp ~ do)

✓ Provide ~ with opportunities to do

 

[Negativeな動詞]

✓ Prevent ~ from doing

✓  Require ~ to do

 

これらは筆者が困ったときにトピックセンテンスとして多用するフレーズ5つです。動詞だけでなく前置詞to, with, fromまでセットで覚えることで、実践力の高いフレーズになります。このほかにもたくさん無生物主語に使える動詞は存在しますが、英作文のみならずスピーチでもほとんどの場合に使えますので、とりあえず自分の表現として使いこなせるまでマスターしておきましょう。

それではここで上の動詞を使って、実際に英文をいくつか無生物主語に書き換えていきます。

(例題 1)
Students can improve English Proficiency by having more conversation with native speakers of English.

Having more conversation with native speakers of English allows students to improve English Proficiency.

(例題 2)
Young people have difficulty in finding job opportunities because of the sluggish Japanese economy.

The sluggish Japanese economy prevents young people from finding job opportunities.

 

無生物主語をBodyパラグラフの一発目にくることによって、英語で思考していることをより強調でき、分かりやすくなり、洗練されている印象を与えます。もちろん、無生物主語でなくてはいけないということはありません。また、文脈から通常の「私」や「人々」等の方がスムーズな場合はあります。「ここなら使える!」という感覚を自分の中で養って、採点者にアピールするつもりで使っていきましょう。


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